追加のお知らせや、保育の変更事項等の
連絡手段として「困った時のメール連絡網」
神奈川県横浜市
園長 本橋正光
01緊急時の連絡手段としてシステムを導入
ICTシステムの導入を検討した背景について教えてください。
はい、はじめはやはり緊急時の連絡手段としてシステムを導入しました。
今では追加のお知らせや保育の変更事項等の連絡手段として「メール連絡網」を使うことが多いです。
「困った時のメール連絡網」というような感じでとても便利に使用しています。
02園全体で無理なく時間をかけて試しながら使っています
苦手な職員に対するICT導入の進め方などについて教えてください。
はじめは、幼稚園業界にICTは関係ないと思っていましたが、「業界の流れでICTは無視できない。」「少しずつでもいいからICTを導入して、今後の保育運営になるべく支障がでないように」というように、今では感じています。
まだ、導入をはじめたばかりなので、園全体で無理なく時間をかけて試しながら使っています。私自身、こういった操作は少し苦手な方なのですが、お試し期間があったり操作方法については電話で丁寧に教えて下さるので、いつでも気軽に相談ができて安心しています。
03「見える化」により、より情報共有ができる効率化
どのような機能を利用していますか?
現在、一番利用しているのはやはり「メール連絡網」の機能です。
はじめはメール連絡でのお知らせ、つまり文章でのお知らせだけでしたが、コロナ禍では添付ファイルでおたよりや画像、動画の配信をすることができました。
また、預かり保育での入退出管理もQRコードで簡単にできますし、預かり保育の利用申込についても、保護者のスマートフォン等からの利用申込のキャンセルができて、園ではこれらの情報がデータとして管理できるので大変、手間が省け業務の効率化ができました。
新規に、園カレンダー機能を使いはじめました。園全体や学年での予定変更等が確実に、簡単に周知できると思います。何より「見える化」により、より情報共有ができるようになれば業務の効率化になりますし、園全体でICTに慣れていくきっかけになればと思っています。
04時間をかけて慣れていくということで進めています
ICTの導入に対して職員から反対されるなどの導入が進まないことはありましたか?
システム関係について、私自身得意な方ではありませんので、「少し時間をかけてシステムになじんでいく」ということで、クラスに1台タブレットを渡して少しずつ利用しているところです。システムの操作については個人差があったり、何事もスタート時は不安があったりしますが、時間をかけて慣れていくということで進めています。
05預かり保育の管理、申込ができたりとてもスムーズにできる
保護者の反応はいかがですか?
先ほどもお伝えしましたが、メール連絡網では、「困った時のメール連絡網」ということで、クラス単位でもメール、動画配信ができたり、預かり保育の管理・申込ができたり、色々と、とてもスムーズにできるので、職員、保護者共に喜ばれているというように感じています。